2023年 4・5月の手紙

春爛漫!あっという間に桜が咲きだし、あれよあれよと言う間に雨に濡れ、散っていきました。あんなに待ち焦がれていたのに、本当に呆気なく!桜吹雪を眺めつつ、儚い!菜種梅雨というだけあって続く雨、恨めしい限りですね!
 
春の訪れと共に、やっと本当にやっとコロナとの長い闘いも収束に向かっています。マスク生活からも「解禁」と言うものの、まだまだマスクを外せる雰囲気はないみたいですが、大人の私達でさえ、そうなのだから3年ものの間、当たり前の様にマスク生活を強いられた子供達はなおさら「マスクを外すのが恥ずかしい!」と言う言葉さえ聞こえています。考えてみると、中学や高校の3年間ずっとマスクを着けて交流していたのですから、本当に可哀想!マスクの下に隠れた笑顔を交わしあえなかったなんて!お母様を介護して見送った友人が記憶をなくていく母親との最後のコミュニケーションの術は笑顔だったと教えてくれました。「大丈夫!」「愛しているよ!」言葉を忘れて言っても、笑顔だけはわかってくれたと!笑顔は魔法の言葉!考えてみると、仮にどんな状況下にあっても、心から笑顔でいられたら、それで充分幸せ!間違いなく笑顔は幸せのバロメーターです!いろいろ意味での制約のあった、この3年間が子供達の心にどんな影を残しているのか?心配になりますね・・・
 
5月18日(木)に渋谷・さくらホール*開場18:30*開演19:00*で
友納あけみコンサート第30章『愛の讃歌』〈光と影の交錯の中で〉

 
今回30回目を迎える、友納あけみコンサートも、あっという間にもう、1カ月半に迫ってきました。ずっと私を支えてくれているミュージシャンの仲間達、スタッフの皆さんと、試行錯誤の日々です。今回は一部は『愛の讃歌』と題してエディット・ピアフの生涯を私なりに追いかけてみるつもりです。「薔薇色の人生」「水に流して」「パダンパダン」「モンデュー」そして「愛の讃歌」ピアフの魂の籠った名曲を、彼女の数奇な運命を辿りながら綴っていきます。



 久しぶりの渋谷・さくらホール!コロナ禍の間、なかなかお出掛け頂けなかった皆様にも、お会いできるのではと・・・本当に楽しみにしております。
 
この30年間には、本当にいろいろなことがありました。「セ・ラビィ」「これが人生!」なんて、いつになったら胸を張って言えるのかな?と、ずっと思っていたのですが(笑)どうも、今、こうしていることが、この日々の、この時の全てが「私の人生!」の様です(笑)そんな当たり前のことを、この頃しみじみと思います。大好きな音楽と共に、これまでを、今を生きていられることに深く深く感謝して、思いっきり与えられた今を生きて、私の人生を!歌ってみます。
是非、是非、お出かけ下さいませ!ご一報を心からお待ちしております。
*直前特別割引価格にて販売中!
(ホームページ「今月の手紙」より転載)

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