2020年 8月の手紙

なかなか拭い去れない梅雨空・・・えっ!8月!もう夏なの?と、気づかされます。コロナ感染拡大の渦の中、季節も月日も曜日もすべて止まったよう・・先の見えない重く暗い雲の中をトボトボと歩いている気分です。

その上、西日本では、こんな時に!被災された方達はさぞ心細くやるせない日々を過ごしていらっしゃることでしょう!?胸が痛みます。心からお見舞いを申し上げます。せめて雨だけでも止んで欲しい!祈るばかりです。大きな自然の前でも目に見えないほど小さなウイルスの前でも人間は成す術もなく、本当に弱く無力な存在なのだと、改めて深く思い知らされています。

皆様、お元気でお過ごしでしょうか?明日どうなるか?本当にわからない日々、一日、一日を元気に過ごして、今出来ることのベストを尽くしていくしかないかなぁーと・・・ユーチューブを開設したり、ライブもコロナ対策をできる限りやりながら、やっと何とか細々と動き始めています。

5月に予定していた友納あけみコンサート第27章『嵐が丘』もギリギリまで迷ってやむなく10月に延期にさせて頂きました。あんな時期にも拘わらず応援して頂いた皆様には本当に申し訳ない思いで一杯でした。

そして、今、延期した10月16日(金)のコンサートの開催をスタッフと話し合っています。正直こんなに長引くとは思ってもなく、6月中頃までは、さまざまな対策を駆使すれば10月の開催は可能なのではと思っていました。その後、劇場でのクラスターの発生、そして感染者数の大幅な拡大と、次々にきて!毎日の報道に、いったいどう舵を切ったら良いのか?本当に迷っている日々です。ただ、いつまで続くかわからない、コロナとの共生の時代、もう少し若い時なら2、3年は覚悟をして自分のブラッシュアッブの時期と考えて篭る手もあると思うのですが、そんなに時の残されてはいない(笑)身としては、こんなことで、手をこまねいて今まで続けてきた活動を中断する気持ちにはなれず・・・ずっと私を支えてくれている、ミュージシャンや舞台スタッフの仲間達の苦境を見るにつけても、会場の入場制限などあらゆる手段で、安全を確保しつつし開催できるよう、東京都や文化庁の助成金を申請したり、ウィズコロナの時代に新しくオンラインやユーチューブ等を使ったら表現手段を組み入れたり出来ないかと?あれこれ、あれこれ模索中です。8月中頃には、いろいろな形が少し見えてきますので、その都度、ご報告させて頂きます。ライブも、先ずは皆様の安全を第一に!新しい形をひとつづつ試していくつもりです。

毎月第3木曜・8月20日(木)・9月17日(木)四谷 ウナカンツォーネ
毎月第1木曜・8月6日(木)・9月3日(木)池之端ライブスペースQui
8月27日(木)新橋駅徒歩1分 ベッラ・マッティーナ
9月16日(水)本八幡駅徒歩2分 沙羅*アフタヌーンライブ*14時30分開演

(ホームページ「今月の手紙」より転載)