桜の花びらがはらはらと風に舞い緩やかな螺旋を描き散っていきます。
真っ青な青空、桜吹雪の中で春が行きます・・・
ここ、桜上水に引越して2ヶ月近くが経ちました。桜大好きの私!桜上水というからには!と胸を膨らませ春を迎えました。冬の間枯れ枝だった木々達が一斉に花を咲かせ、えーこれも桜!あれも桜!と、期待以上に、この街は桜に溢れていました。リビングの大きな窓からは真っ正面に遠く桜並木が見えます。花をつけ出す前は全く気が付かず、最初はシャバシャバと靄の様にピンク色に見えていて、「何かな?」と思っていたら、今はこんもりとピンク色に点画の様に並木が繋がって見えます。朝起きると、右奥、もっとずっと遠くに真っ白に雪化粧した富士山も見えて最高の景観です。マンションを出ると上北沢に続く緑道も桜並木・・・そろそろ花吹雪の頃!日大グランド、日大桜ヶ丘高校の回りはぐるっと桜が囲んでいます。ちょっと五分ほど歩いて甲州街道を越えると玉川上水公園がずっと続いています。ここは桜も染井吉野、枝下桜、山桜と、様々!おまけに今は真っ白な雪柳、真っ赤な桃の花、鮮やかな黄色の山吹!百花繚乱!柳の柔らかな緑の新緑も風に揺れていて・・・本当に美しいです。こんな春!この恵み!本当に神様に感謝です。あーこの地に引越てきて良かった!と思う毎日です。ただ、余りの居心地の良さに、この街を出るのが厭になってきて(笑)引きこもりになりそう(笑)
5月29日(水)友納あけみコンサート第26章『光源氏と女たち』*渋谷*伝承ホール(さくらホールと同じ渋谷文化センター大和田の6階)*開場18:30*開演19:00
恒例の友納あけみコンサートも後1ヵ月近くになってしまいました。あの桜の花のように永年の時を経ても色あせない「源氏物語」そこに綴られた物語・・・それは、時代を超えて、国籍を超えて人の心の在り様を語り続けています。
人を愛することの愛おしさ、切なさ苦しさ、命の儚さ、時の移ろい・・・シャンソン、カンツォーネの調べに乗り、暫し絵巻物の世界に心を流離って頂ければと、願っています。脚本も書き上げました。琴の雅葉さん、尺八の大河内さん!お馴染みの雄太さんの華麗なピアノ!寺島貴恵さんの咽び泣くヴァィオリン!岸徹至さんの包容力溢れるベースとのアンサンブル!語りの言葉が、この音楽にどう、散りばめられるか・・リハーサルも真近!ワクワク・・・ドキドキで一杯です。是非、是非、お出かけ頂ければ幸せです!ご一報お待ちしています。*チケット全席自由席6,000円
春は駆け足で過ぎて行きます。いよいよ平成の時も終わっていきますね!