暑かった今年の夏もやっと終わりそう!夕暮れの風の匂い!と遠い空の小さな鰯雲!秋はもう、そこまで来てくれているようです。紫の日本桔梗と真っ白の竜胆を活けてみました。小さな秋が部屋中に広がります・・・
この夏いかがお過ごしでしたか?私は我が家の老猫が病気になり、手術!と猫の介護に追われる夏でした。母が亡くなり今年で早や13年目を迎えます。一人で家にいる母の為にと14年前に、猫のアムールはお兄さん猫のラヴィーと共に我が家にやってきました。2匹は編み物をする母の足元にコロンと寝転がり、母の足を枕に爆睡!「動けないわ~~」と楽しげな母・・・何気ない長閑な時間が、一番愛おしく思い出されます。
母が亡くなって2年経った年末に、私は階段を踏み外し鼻を骨折してしまいました。お医者様にもう少しずれて目や眉間に当たっていたら、大変だったと言われました。その1ヵ月後に元気だった雄猫のラヴィーは突然病気になり、亡くなってしまいました。何だか、私の身代わりになってくれたように・・・
それから、十数年、私は雌猫のアムールとの二人暮らし?をしています。大切な私の「相棒」です(笑)内弁慶のアムールは外に出たことがなく、また病院に連れて行かれるのではと、ずっとベットの下に潜り込んでしまい、捕まえるのが大変!毎日、捕り物帳!その上、外に出た途端に鳴き叫びます。回りを気にしながら私のほうが泣きそう!ところが、病院の診察室に入った途端に、大好きなイケ面の院長先生の前では、ニャンとも言わず、病院では「アムールちゃんは良い子だねー」と(笑)無事に手術も終わり、先生に「もう、病院来なくてよいよ~」と言われ、家へ帰ると、いつもなら、まっしぐらにベットの下に逃げ込むのに、平然と絨毯の上にゴロン!「エー言葉わかるのかしら?」「当たり前でしょう・・・ニャン!」と偉そうに私を眺めてました。と言うわけで、大変な夏でした。(笑)
10月16日(火)友納あけみコンセール『恋文Ⅵ』<それは、ドラマのよう・・・>新橋・内幸町ホール*開場18:30*開演19:00を開きます。
『恋文』は6回目を迎えます。今年は、世界10大恋愛小説のひとつと言われるエミリー・ブロンテ作『嵐が丘』を!荒涼としたイギリス北部の風の中で、運命と戦いながら魂の愛を貫こうと必死で生きた女性の生涯を歌と語りで綴ってみます。雄太さんの華麗なピアノ!貴恵さんの咽び泣くヴァイオリンの調べ!にのせてドラマチックな愛の物語をお楽しみください!
*全席自由チケット6,000円*完売御礼!
秋はシャンソンには似合いの季節!是非、秋風の吹く宵に・・・!
お出掛けをお待ちしております。