2015年 8・9月の手紙

暑い、暑い、暑~い!何だか頭の中が思考不能状態です。あちこちで39度を越えたとか・・・
え~それって、高熱状態です(笑)ボっーとするはず!

先日、軽井沢に行ってきました。気温自体はあまり変わらないのですが、あちこちに木陰があり、その下は天然冷風!緑を渡る風は柔らかで優しく、爽やか・・・ちょっと山の方へ登っていくと、木漏れ日の中では本当に涼しく・・・あーこうして自然が暑さから守ってくれているんだなあ~と痛感!アスファルトとコンクリートの東京は灼熱地獄(x_x)人間が住む所ではな~い!東京駅に降りたった途端、Uターンしたくなりました(笑)あー逃げ出した~い!

ぐちゃぐちゃの頭を必死で動かして(笑)秋の恒例のコンセール
10月27日(火)新橋・内幸町ホール『恋文Ⅲ』コムテアトル〈それはドラマのよう・・・〉
の準備に入っています。『恋文』は歌と共に、楽しいお喋りを満載にお届けする企画です。やっと、3回目を迎えました。

今回は源氏物語に挑戦してみます。何か難しそうと思われるかもしれませんが、もともと読物などがなかった時に新聞の連載小説のように書かれたもの、それも最初は紫式部を始めとする、ちょっと年のいった(笑)文学少女?達の間で一時流行ったハーレクイーンロマンスのように、ドキドキ、ワクワク回し読みを始めたところから広がっていったそうです。当時の政治的状況やあの、枕草子を書き上げ清少納言と紫式部のライバル関係も相絡まって、源氏物語はどんどんと深まりながら完成していきます。そんな裏話、そして稀代の色男と言われる光源氏が抱えたコンブレックス、彼の人生を支えた女達・・・そんな愛憎劇を、ちょっと面白、おかしく読み解きながら、歌を綴っていきます。

いけないと思えば、思うほど、新しい女性に惹かれて、気がつくと追いかけてしまう・・・殿方の性・・・見渡すと今もたくさんの光源氏さんがいらっしゃいますねえ~(笑)源氏物語をずっと彼を取り巻く女性達の視線から描いていらっしゃる日本画家の今吉淳恵さんに加わって頂き、彼女の作品も楽しんで頂けたらと、今、企画中です。秋の宵に、ちょっと雅な幽玄の風を感じに、お出掛け下さいませ。チラシも出来上がっていたのですが、何となくこの暑さ!お知らせを戸惑っていましたが・・・・そろそろ、皆様のいろいろとご予定も入る頃かも・・・と、お知らせさせて頂きます。ご一報、お待ちしてます!

この猛暑、ご自愛下さいませ!!秋風が、待ち遠しいですね・・・・

開催日が決まりました!12月17日(木)三田・綱町三井倶楽部・クリスマス晩餐会*2015

(ホームページ「今月の手紙」より転載)